経歴・学術活動

    

主な経歴

 
1980年 3月 東京大学大学院工学系研究科航空学専修博士課程修了(工学博士)
1980年 6月 日本学術振興会奨励研究員(東京大学宇宙航空研究所)
1981年 10月 NASAエイムス研究所 National Research Council(NRC)研究員
1984年 1月 東京大学工学部 航空学科 助手
1984年4月 科学技術庁 航空宇宙技術研究所 空気力学第2部 研究官
1986年7月 同 主任研究官
(1986年7月 - 1987年10月 NASA エイムス研究所 National Research Council(NRC)シニア研究員)
1988年3月 文部(科学)省 宇宙科学研究所(ISAS) 宇宙輸送研究系 助教授
1997年7月 同 教授
(東京大学大学院工学研究科航空宇宙工学専攻教授を兼務,7/1997 - 3/2015)
2003年10月 組織変更により(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA) 宇宙科学研究本部(ISAS) 宇宙輸送工学研究系 教授
2004年4月(〜2008年3月) (JAXA ISAS宇宙科学情報解析センター長を兼務)
2005年10月(〜2009年9月) (JAXA 情報計算工学(JEDI)センター長を兼務, JEDI:JAXA's Engineering Digital Innovation)
2008年4月(〜2009年9月) (宇宙科学研究本部 研究総主幹を兼務)
2009年9月(〜2010年3月) (宇宙科学研究本部(所)企画連携総括を兼務)
2009年10月(〜2013年3月) (宇宙科学運営協議会会長を兼務)
2010年4月 名称変更により同機構 宇宙科学研究所 宇宙輸送工学研究系 教授
2010年4月(〜2013年3月) (宇宙科学研究所 副所長を兼務)
2012年4月 同機構 同研究所 宇宙飛翔工学研究系 教授
2013年4月(〜2015年3月) (JAXA 大学研究機関連携室・室長を兼務)
2015年3月 同機構 定年により退職
2015年4月 宇宙航空研究開発機構(JAXA) 名誉教授
2015年4月 東京理科大学 工学部 経営工学科 教授
2016年4月 学科名称変更により,同 情報工学科 教授
2023年10月 東京理科大学 工学部 客員教授, 現在に至る

最近の招待講演・基調講演など

  • K. Fujii, Y. Abe, T. Ogawa, “On the Role of the Spanwise Vortices Aligned over an Airfoil Surface for theFlow Control”, Invitation only, Cambridge Unsteady Flow Symposium (CUFS), cambridge, U.K., March 2024.
  • K. Fujii, “Sophisticated Computational Fluid Dynamics as a Tool of Fluid Dynamic Education”, Keynote Talk, ASME/JSME/KSME Fluid Engineering Conference, Osaka, Japan, July 2023.
  • K. Fujii, “Role of Computational Fluid Dynamics in the Era of Industrial LES- From 50 years of CFD study”, FD Award Memorial Lecture, 2023 AIAA Aviation, San Diego, CA, U.S.A., June 2023.
  • K. Fujii, T. Abe, T. Ogawa, M. Yamamoto, “Interactions of Wing Tip Vortex and DBD Plasma Actuator Induced Flows and Their Effect on the Aerodynamic Characteristics”, Keynote Talk, ICTAM2020+1(The 25th International Congress of Theoretical and Applied Mechanics), Milano, Italy (Virtual), Aug. 2021.
  • K. Fujii, “Cellular Automation Air Traffic Flow Simulators toward Efficient and Robust Managements”, 1st International Conference on Artificial Intelligence and Data Analytics in Air Transportation (AIDA-AT 2020), Singapore (Invited Keynote lecture), Feb. 2020.
  • K. Fujii, “Three flow structures behind flow control authority of DBD-PA: What we learned from high-fidelity simulations and related experiments”, European Mechanics Society, Delft, The Netherlands, Mar. 2018 (Invited Plenary talk).
  • K. Fujii, “Extract-based and In Situ Methods for HPC Enabled CFD”, ASME FEDSM 2017, Hawaii, U.S.A., Aug.2017
  • K. Fujii, “Large-Scale LES Simulations Analysis Required in Real Industrial Applications Aero-Acoustics and Flow Separation Control as Two Representative Examples,” 1st TILDA Symposium & Workshop on Industrial LES & DNS, Toulouse, France, Nov. 2016. (Invited Plenary talk)
  • K. Fujii, “Large-scale LES simulations on K computer for the flow separation control toward aerodynamic design innovation,” 27th International Conference on Parallel Computational Fluid Dynamics, Montreal, Canada, May 2015. (Invited Plenary talk)
これまでに獲得した公的外部資金(主なもの)
  • 2018- 2021 科学研究費補助金 基盤研究(A)電気的マイクロデバイスによる動的空力制御の研究とフライト実証 (研究代表者)
  • 2018 – 2020 (新型コロナの影響で繰り越し -2021)科学研究費 基盤研究(A) 電気的マイクロデバイスによる動的空力制御の研究とフライト実証(研究代表者)
  • 2017 – 2019 科学研究費 特別研究員奨励費 (海外研究員招聘) バリア放電を利用した大規模流れ制御の機構解明と風車用革新ブレード設計への展開(研究代表者)
  • 2016 – 2019 ポスト「京」で重点的に取り組むべき社会的・科学的課題に関するアプリケーション開発・研究開発 堅牢な輸送システムモデルの構築と社会システムにおける最適化の実現(研究代表者)
  • 2015 – 2017 科学研究費 基盤研究(A) DBDプラズマアクチュエータの実利用に向けた性能実証に関する研究(研究代表者)
  • 2012 – 2014 科学研究費 基盤研究(A) プラズマアクチュエータ制御における局時流れ機構と制御パラメータ策定に関する研究(研究代表者)
  • 2011 - 2015 次世代スーパーコンピュータ戦略プログラム,課題4-A, 輸送機器・流体機器の流体制御による革新的高効率・低騒音化に関する研究開発(研究代表者)
  • 2008 – 2010 科学研究費 基盤研究(A) 局在流れに着目したプラズマアクチュエータ流れ制御に関する研究(研究代表者)
  • 2005 – 2005 科学研究費 基盤研究(C) 分子センサーによる高クヌッセン数流れの総合的解明(研究分担者)
  • 2005 – 2007 国立情報学研究所委託研究 「最先端学術情報基盤の構築に関する研究開発と調査」(研究代表者)
  • 2004 – 2004 科学研究費 基盤研究(C) 流動ダイナミクスの環境・エネルギー・医療福祉問題への展開に関する国際会議の企画(研究分担者)
  • 2002 – 2005 科学研究費 基盤研究(A) 音速近くの流れの解明と制御(研究分担者)
  • 2001 – 2003 科学研究費 基盤研究(B) 宇宙輸送のためのCFDの信頼性検証に関する研究(研究代表者)
  • 1999 – 2003 振興調整費 知的基盤整備推進制度「機能性分子による熱流体センシング技術の研究開発」(研究分担者),③コンピュータ画像処理による熱流体情報の解析技術に関する研究(研究代表者)
  • 1996 – 1998 科学研究費 基盤研究(A) 惑星探査への気体力学の先端的応用(研究分担者)
  • 1995 – 1997 科学研究費 基盤研究(A) 航空宇宙工学用語標準化に関する調査研究(研究分担者)
  • 1993 – 1995 科学研究費 重点領域研究 「直接シミュレーションの数理」(研究分担者)
  • 1992 - 1996 振興調整費
  • 1991 – 1993 科学研究費 総合研究(A) 実用レイノルズ数域における乱流のモデリングと実験的・数値流体力学的検証(研究分担者)
  • 1989 – 1990 科学研究費 一般研究(B) 圧縮性解法による極低マッハ数および非圧縮性流れの効率的数値計算法の確立(研究分担者)
  • 1988 – 1989 科学研究費 重点領域研究「数値流体力学」超高速流れの解明とその応用(研究分担者)
  • 企業共同研究
    • 企業共同研究(三菱重工(株),石川島播磨重工(株),清水建設(株),富士重工(株),東芝(株),横浜ゴム(株),Hexagon M. I., トヨタ自動車(株),JR東海(株),ミネベアミツミ(株),マツダ(株) ,日本電気(株), など)