本研究室の特徴は一言で表すと「計算科学」です。「計算科学」とはコンピュータの登場とともに成長した分野です。理論,実験に並ぶ学術研究の大きな柱の一つで、「第3の科学」とも呼ばれます。その中でも工学系の学理や応用を対象にしたものは「計算工学」や「計算力学」と呼ばれています。当初は、数値シミュレーションが主な手段でしたが、生み出す大規模データからさまざまな情報を取得する設計最適化やデータサイエンス技術もその対象となっています。

現在の大きな研究ターゲットは「デジタルツイン」です。2020年に立ち上げたデジタルツインラボラトリの研究を継続して行っており、藤井客員教授、総研院所属の松尾教授、浅田助教とともに研究室運営を進めています。将来、デジタルツイン技術が普及して究極に情報が活用された社会においてキーとなる要素技術とシステムの研究を実施しています。ここでは特に「ものづくり」にフォーカスしたデジタルツインに取り組んでいますが、交通インフラなど他のシステムに応用できる可能性も探っています。

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